不思議な時間

午前中は,歯医者さん(涙)。
その後,研究室でお仕事をしていたら,ノックの音が。ドアを開けてみたら,ご老人が。
どうやら経済学部の先生だったらしく,かくしゃくとはしていらっしゃるのですが,耳が遠いらしく,ぼくの話が聞こえないので,どんどんぼくに近づいてきて,ぼくも,後ずさりしてはみたものの,さらにどんどん近づいていらっしゃるので,最初は研究室の入り口付近でお話ししていたのですが,だんだんと中央付近まで移動してきてしまいました。
「心理学の中でもどんな分野ですか?」「社会心理学です」「ミクロとマクロどちらですか?」「どちらかというとミクロな視点かなぁ」といった話の後,「東京大学の池○謙○さんの研究は云々」と,突然,彼の口から社会心理学会の大御所のお名前が出てきてびっくり。
このおじいさま,博識で聡明な方であるのはよくわかるのですが,わからなかったのは,「どうしてぼくの研究室を訪ねていらっしゃったのか」ということ。「ご挨拶に」ということでしたのですが,どうしてぼくに挨拶してくださったのかしら???
ご老人との会話は,耳元で大声を出さないといけないので,疲れますが,なんとも不思議な時間でした。

午後からは,薬屋さんに寄ったり,明日の朝ご飯のパンを購入したり。