少人数教育

朝,出かけるときの気温がマイナス2度。
そろそろ山道は凍っていそうだから,混むけれども,交通量が多いから,なかなか凍らない国道を通って出勤。

1コマは,2年生ゼミ。今日も麻里さんと,定義と測定法について。
心理学では,あることをどうやって定義するのかといったことや,それを何でどのように測定するのかといったことが,とても大切な論点になります。
ただ,これは専門外の人にとっては,どうでもいいことなので(笑),テキストを読むのはちょっとつらいよね。


2コマはいろいろ雑用。


3コマは聡江さんに卒論指導。
聡江さんは,東京のある会社に内定が決まって,とりあえず一段落です。総合職での採用みたいですが,最初は営業から始めるらしいのですが,採用試験のとき,面接の担当者から,「入社までに訛りを直してきなさい」と指導されたらしく,凹んでいました。
聡江さんは,山形県の出身ですが,彼女のイントネーションの訛りは,微笑ましいから,かえって営業成績が上がると思うのだけれどもな。
お給料がそれほど高くないらしく,聡江さんの悩みは,このお給料で,果たして東京で一人暮らしの生活が維持できるのかということ。
悩みつきない青春時代です。


4コマは1年生の洋美さんとカリキュラムの相談。
一緒に来年の授業の取り方について研究しました。入学したばかりの時は,まだまだ高校生のような感じの洋美さんでしたが,今日,久しぶりに逢ってみると,ちょっぴり大人っぽくなっていました。学生さんたちも,少しずつ成長しているのでしょうね。


5コマは卒論ゼミ。
今日は,卒論のテーマとタイムスケジュールについて。就職活動や教員採用試験と卒論とを平行して取り組んでいかなければならないから,4年生はとても大変になりますので,今のうちから,後1年とちょっとの大学生活をどのようなスケジュールで過ごしていくのかについての見通しを持ってもらいました。


この活動日誌を読んでくださっている方には,わかると思いますが,福島大学の良さは,少人数教育にあります。今日は,1コマも麻里さんとぼくとで一対一。卒論の指導も,今日は一対一。洋美さんとの相談も一対一。5コマの卒論ゼミは,今日は学生さんが3名。
一人一人にあわせた丁寧な指導ができるので,「かまって欲しい,寂しがり屋」さんたちには,いい大学かもしれませんよ。