命の毛

1コマは,英語の心理学。今日で最終回なので,まとめと確認テスト。後期の1コマなので,寒い朝に早起きしなくちゃいけなくて,とても大変だったのですが,みんなよく頑張りました。心理学の知識を確かなものにしていってくださいね。
2コマは,郁子さんの卒論指導。追加の分析と考察のポイント。
3コマは,心理学勉強会。確認テストとカイ二乗検定の復習。あやなさんも田丸くんも,ずいぶんと理解が進んできました。
4コマは,志保さんの卒論指導。追加の分析と考察。引用文献を整理したら,ほぼ終了です。
午後から,大学周辺は雪がじゃんじゃか降ってきたので,びびりました。

ところで,今週の月曜日のことですが,大学で左の耳に違和感があったので,触ってみたら,耳の中から一本だけ長い毛が生えていて,思わずびっくりして抜いてしまいました。思わずびっくりして反射的に抜いてしまったのだけれども,その時に思ったのは,ふたつあって,ひとつは,もしかしたら,みんなは,ぼくの左の耳から長い毛が一本だけ生えていることを気がついていて,ぼくのことをこっそり,「耳毛先生」とかいったニックネームで呼んでいたのかもしれないなと,とても恥ずかしかったこと,そして,ふたつめは,人は身体のどこかに一本だけ長い毛が生えていて,その毛を抜くと生命のエネルギーが失われてしまい,命にまでかかわる可能性があるというウワサ(?)を思い出して,ぼくは,その「命の毛」を反射的に抜いてしまったので,もう長くは生きられないかもしれないなということだったのです。
もちろん,学生さんたちに「ぼくの左耳から長い毛が生えていたのを気がついていましたか?」と聞いてまわる訳にもいかず,第一の疑問は解消されていないし,恥ずかしいままだし,第二の点も,幸いまだ生きながらえているので,ぼくが抜いたのは「命の毛」ではなかったのかもしれないのですが,月曜日から個人的にずっと悪いことが起こっていたりして,「命の毛」ではなかったのかもしれないけど,ぼくが抜いてしまったのは,少なくとも「幸運の毛」だったのかもしれないなと思ってしまうのでした。
いまは,また左耳から毛が生えてきたら楽しいかもしれないし,幸運が訪れるかもしれないので,また一本だけ長い毛が生えてこないかなと待ち遠しくもあるのだけれども,同時に,ぼくは,心配性なので,いま,心配していることは,これから左耳から生えてくるのが一本だけならまだかわいげがあっていいのだけれども,もし大量の長い毛がボウボウと生えてきたら,かっこわるいなぁということなんだ。
と,だらだらとオチのない話を書いてきたのだけど,みなさんも身体のどこかに生えている一本だけの長い毛を抜くときは,それが「命の毛」であるかもしれないし,「幸運の毛」なのかもしれないから,十分に気をつけてくださいね。それにしても,何か,いいことないかなぁ。