授業評価は悪影響

今日も雨模様。
2コマはグループ・ダイナミックスの試験。このタイミングで,学生による授業評価のアンケートに回答してもらうことになっているのです。もちろん,うちの大学の学生さんたちは,ほとんどが真面目で,やさしい学生さんばっかりなので,ぼくのように授業に至らないところがあっても,好意的に解釈してくれて評価してくれたりしてくれる子が多いのです。ただ,無記名式だからなのか,誹謗中傷としか思えないようなコメントがあったり,反論したくなるような的外れのコメントがあったりすると,心が痛みます。授業が終わってしまうので,反論したくても反論できないし,アンケートの実施と分析に,労力とお金がかかる割には,非建設的だと思うし,学生とのあいだに築かれていると信じ込んでいる信頼関係が損なわれるし,授業に対する意欲がそがれるし,他の先生の授業には学生からの授業評価は有効なのかもしれませんが,少なくともぼくにとっては,悪影響しか残らないなぁ。嫌な気分だなぁ。
ただ,繰り返すけど,大多数の学生さんたちは,とても好意的に評価してくれているのですよ。この子たちからのコメントを読むと,勇気づけられますし,努力した甲斐があったなぁと思えるし,来年度も,もうちょっと頑張ろうと思えるのです。

それにしても,授業は難しいですねぇ。あることをしても,「良かった」と思ってくれる学生さんもいるし,「悪かった」と評価する学生さんもいるのですものね。教師としたら,じゃぁ,どうすればいいの?って思いますよね。