卒論相談の日

午前中はいろいろ。
由美さんと卒論の相談。一定の方向は決まったので,後は相手方のご意向も伺いながら調整していかなくちゃね。


午後からもいろいろ。
瞳さんと卒論の相談。瞳さんは,小学校時代から,「おとなしくて目立たなくて,手の掛からない子だったので,担任の先生も自分のことは覚えていないだろう」と言っています。自己認知研究とか自己評価研究とかの研究者たちは,「自分にとっての自分の価値」を中心に検討しているみたいだけれども,じつは「他の人にとっての自分の意味や価値からみた自分の価値」というのが大きな働きをしていると思うんだ。


続いて笑子さんと卒論の相談。
笑子さんのとても素晴らしいところは,「自分で調べてこことここはわかったのだが,ここがわからなかったので教えて欲しい」というかたちで相談に来てくれること。つまり,人に聴く前に,自分で調べてみたり,自分なりに考えてみたりすること。
社会に巣立っていくまで,残り少なくなってきているけど,こうやって,自分できちんと問題に向き合って,判断したり,解決しようとする力をさらに培っていって欲しいなと思います。