研究者の卵たち

一コマは,某所で非常勤講師。
この授業は,70名くらいの受講生がいて,60名くらいはすごくまじめに熱心に授業を聴いてくれています。あまり熱心でない子のひとりに,「君も参加しないと寂しいから,みんなでやろうよ」と声をかけたら,「大丈夫。わたし,ハブられるの慣れているから」という答えでした。きっと小さいときから,学校や授業というものにいい思い出がないのかもしれないし,教師というのは「自分のことをわかってくれない敵のひとり」という印象を持ち続けているのかもしれませんね。


本務校に戻って,三コマは卒論ゼミ。
静さんとはる佳さんの文献調べを中心に。


四コマは,人間関係の心理学。
今日は,人間関係の形成に及ぼす距離の近接性の効果について。


五コマは,大学院ゼミ。
佳代さんは,読んだ論文を紹介してくれて,ゆきのさんは,次の実験の準備状況について紹介してくれました。
ふたりとも,今年の3月までは大学生だったのに,大学院に入学してから,ずいぶんと成長してきている感じです。意欲的な若い研究者の卵たちに出会うと,応援したくなります。


明日,早起きしなくちゃいけないので,少し早めに眠ろうと思ったのですが,結局,いつもどおりでした。